行き止まりの景


喜多方駅

	現在の配線
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	1993年当時の配線。 3番線はまだつながっている。

＜概要＞
型式：途中駅型
着発線：2面3線

・国土地理院『うぉっ地図』：喜多方西部
・国土交通省ウェブマッピングシステム→カラー空中写真　1976年版
・画像中央付近。まだ日中線や多くの側線がある。
・2番線の貨物列車、側線に止まる貨車、駅裏の工場への引込み線などを確認することができる。

＜沿革＞
1904/01/20、岩越鉄道が若松（現・会津若松）−喜多方間を開業させ、喜多方駅を設置。
1906/11/01、国有化。
1910/10/12、岩越線の名称となる。
1910/12/15、喜多方−山都間開業。行き止まり駅ではなくなる。
1938/08/18、日中線・喜多方−熱塩間開業。
1967/06/15、郡山−喜多方間電化。AC20kV･50Hz。
1984/04/01、日中線全線廃止。

喜多方駅は磐越西線の途中駅であるが、3番線は郡山方面にのみ線路がつながっており、新津方面はつながっていない。
かつてはつながっていたが、配線変更で行き止まり線となっとようである。
また、喜多方駅は日中線の分岐駅でもあった。
日中線は改正鉄道敷設法において米沢への連絡を目的とした路線であったが、熱塩まで建設された後は、目的を果たせぬまま1984年に廃線となった。
日中線があった頃は、駅本屋のある1番のりばの新津方に頭端型行き止まり線の日中線のりばがあった。

＜構内の様子＞
以下の画像まろべえさまのご厚意により掲載させていただいたものです。
知的所有権はまろべえさまにありますのでご注意ください。

跨線橋から望む構内新津方面。	3番線の線路終端部。

＜関連リンク＞
・福島鉄道探訪より、駅探訪→JR線/磐越西線→喜多方駅
・鉄道雑学研究所・北陸支所より、駅と構内→磐越西線→喜多方
・写真紀行★風に吹かれてより、鉄道を撮る/鉄道セレクション→磐越西線の電車
・写真紀行★風に吹かれてより、蒸気機関車の復活→憧れの磐越西線・磐越西線2004春・磐越西線2005秋
・思い出のローカル線より、ローカルな国鉄→日中線、日中線「熱塩駅」、日中線C1163、熱塩駅のC11 63
　
（文責・著作権：脚長ヲヂサン　画像著作権：まろべえさま）