行止まりの景


長崎駅




＜概要＞
型式：頭端型
着発線：3面5線
車止め：第2種車止
位置図

＜沿革＞
1905年4月5日、それまで長崎線の終着駅であった浦上駅（開業時は長崎駅）から路線が延長され、同駅が開業、終着駅となった。
1930年3月19日、さらに1.1km南下した長崎港駅まで路線延長が延長された。
長崎−長崎港間は上海航路の連絡線として営業し、出入港日にかぎって臨時列車が走ったほか、貨物営業もした。
上海航路が廃止になった後も存続したが旅客営業はされず、1982年11月15日に廃止となった。
長崎−長崎港間の路線が存在した時期も、長崎駅が長崎本線の実質的な終着駅である事に変わりは無かった。

現在の姿は、2000年に駅舎改築に際して全着発線を頭端式とし、階段での移動を廃した。
参考までに以下に過去の長崎駅の配線図を示す。

	国鉄末期〜JR初期。 　 長崎港への路線が廃止され、 浦上・長崎間が複線化された頃。 新たに0番線がつくられた。
↑
	国鉄時代。 　 長崎港へ路線があった頃。 浦上・長崎間は単線。

＜関連リンク＞
・バイクと終着駅の旅より、長崎駅。 （文責・著作権：脚長ヲヂサン）