立体交差の景


東小倉立体交差



＜概要＞
地点
 型式 上 下 構造
東小倉
 ※1 単純型 山陽新幹線 鹿児島本線・旅客線・貨物線・日豊分岐線・複線×3 デッキガーダー
※2 分岐型・単純型 鹿児島本線・上り旅客線 鹿児島本線・日豊分岐線 鋼製ラーメンデッキガーダー
※3 分岐型 鹿児島本線・貨物線 鹿児島本線・上り旅客線・鹿児島本線・上り日豊分岐線 鋼製ラーメンデッキガーダー

※4

 単純型 山陽新幹線 西鉄北九州線（廃止）  
※5 単純型 西鉄北九州線（廃止） 国鉄日田線（廃止） 　
小倉
 単純型 北九州高速鉄道 小倉線・小倉駅 JR九州：鹿児島本線・小倉駅 　
西小倉
 単純型 山陽新幹線 鹿児島本線・旅客線・貨物線 デッキガーダー

mapionBB位置図

・国土交通省ウェブマッピングシステム
1974年版　立体交差の全貌を見てとれる。
　　　　　　　西鉄北九州線をはじめ、港湾地区に伸びる線路も確認できる。

・国土地理院『うぉっ地図』：小倉［北西］
・googlemap航空写真

＜沿革＞
1891/04/01、九州鉄道（第1次）が門司（現・門司港）－大蔵－黒崎間を開業させる。当時の小倉駅は約700m西の西小倉駅付近に設置。
1895/04/01、九州鉄道（第1次）が小倉－行事（現・行橋）間を開業させる。
1897/04/20、門司（現・門司港）－小倉間複線化。
1902/12/27、小倉－戸畑－黒崎間が開業。
1907/07/01、九州鉄道（第1次）を国有化。
1908/07/01、小倉－戸畑－黒崎間を複線化し本線とする。
1911/06/05、九州電気軌道（後の西鉄）が門司市－黒崎町間を開業。
1911/09/30、小倉－大蔵－黒崎間廃止。
1915/04/01、小倉鉄道が東小倉－上添田（現・添田）間を開業。東小倉（※5地点）立体交差成立。
1943/05/01、小倉鉄道を国有化。
1955/07/22、東小倉－小倉間複々線化。鹿児島・日豊の振り分けが目的。東小倉（※2地点）立体交差成立。
1958/02/15、小倉－南小倉間複線化。
1958/03/01、小倉駅移転。現在地に。貨物施設は旧位置のまま。
1961/10/01、門司港－久留米間電化。
1962/10/01、門司港－久留米間電化。日田彦山線・東小倉－石田間廃止。東小倉（※5地点）立体交差消滅。
1965/10/01、東小倉－小倉間6線化。鹿児島貨客分離が目的。東小倉（※3地点）立体交差成立。
1966/08/20、小倉－上戸畑間複々線化。
1966/10/01、小倉－新田原間電化。
1985/10/20、西鉄北九州線・門司－砂津廃止。東小倉（※4地点）立体交差消滅。
1975/03/10、山陽新幹線・岡山－博多間開業。東小倉（※1,4地点）、西小倉立体交差成立。
1987/04/01、国鉄分割民営化。JR各社発足。
1998/04/10、北九州高速鉄道：小倉線・小倉－平和通間開業。小倉駅はホーム直上の駅ビル内に設置し、小倉立体交差成立。

＜関連リンク＞
・写真紀行★風に吹かれて→鉄道を撮る/俯瞰撮影の魅力→山陽本線/小倉
・鉄路に魅せられて→失われた鉄路を求めて→日田線
・動画で見る北九州市の懐かしい風景→路面電車のある風景/小倉鉄道

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