| 断キロの景 |
| 熊本電鉄：菊池線・黒石断キロ |
|
| 名称 | 路線名 | 区間 | 調整距離 |
| 黒石断キロ | 熊本電鉄：菊池線 | 黒石−熊本高専前間 | -25m程度 |
| 地理院地図（国土地理院） | 黒石駅を中心に | |
| 航空写真画像情報所在検索・案内システム | 1955年版 | 旧線経由。新線予定地が見える。 |
| 1974年版 | 旧線経由。新線予定地が見える。 | |
| 2008年版 | 新線経由。 | |
| Google/Googleマップ | 黒石断キロ | 新線経由。 |
| Yahoo! Japan/地図 | 黒石断キロ | 新線経由。 |
| 1913/08/27 | 菊池軌道：広町−高江間開業。 |
| 1923/08/31 | 室園−隈府（後の菊池（廃止））間改軌(914→1067)、電化。 |
| 1950/10/01 | 上熊本−北熊本間開業。上熊本−隈府（後の菊池（廃止））間を菊池線とする。 |
| 1986/02/16 | 菊池線：御代志−菊池間廃止。 |
| 2001/02/25 | 須屋−電波高専前（現・熊本高専前）間、経路変更。黒石断キロ発生。 |
| 2013/03/31 | 電波高専前を熊本高専前に改称。 |
| 熊本県合志市を南北に貫く国道387号線は菊池方面と熊本市を結ぶ重要な道路である。近年、熊本市の都市としての求心力が高まるにつれ隣接する市町村の人口も増加し、結果、熊本市へ向かう道路に交通が集中することとなった。そのため国道387号線も交通量が増大し、それまでの道路設備のままでは危険度が大きいと判断され、国道387号線改良事業が策定され実施された。事業内容は主に車道幅員の十分な確保と歩道の新設である。そのための用地を、並行して走る熊本電鉄菊池線を付け替えて捻出することとなった。また、さらに、付け替え線の南半分は町道と平行していたため、国道と同様に旧軌道敷を町道の拡幅に充てている。 付け替え起点は、須屋駅付近、終点は黒石駅付近で、延長は約1.9km、最大約140m東のルートを取ることとなった。この付け替えルートは、1943年（昭和18年）にすでに取得していたようである。（都市と民鉄→熊本電気鉄道）付け替えにあたって途中に三ツ石駅を新設している。 断キロ地点は黒石駅の北側にある9.5kmポストであると思われる。断キロの詳細なデータはキロポストに記載されていなかったので不明であるが、9.4kmポストから9.5kmポストとの間のレール本数がちょうど3本であることから、両ポスト間は75m、調整距離は-25mであると思われる。 |
| ＜断キロ地点の様子＞ | |
 |
 |
| 9k500キロポスト周辺。9k500キロポストの向こう側の枕木は木製。 | 9k400〜9k500。架線柱は数本先から木製。 |
 |
 |
| 9k500キロポスト。 | 9k500キロポストの裏側。データの記述なし。 |
 |
|
| 9k400の踏切から起点方向を望む。右に見える歩道部分が旧線。 | |
2015/02見学 |
| 熊本電鉄 |
| きくち電車クラブ → 黒石新線工事 |
| 倶楽部高遊 → 鉄道・軌道・バス目次 → 電鉄廃止線・黒石新線特集 |